言葉数が少ないほうが、気持ちが強く深く伝わることがあるように、
ピアノでも、音の数が少ないからこそ伝えられることがある。
留学中に発症した右手の病。あきらめずに左手だけで演奏する道を選び、
左手一本という弱点から長所を見いだし、新境地を切り開きました。
戦後の絶望の中で傷痍兵が発展させたといわれる「左手のためのピアノ曲」を通して、
どんな困難な状況でも夢を追い続けることの大切さを語ります。
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当日のプログラム(一部)
シューマン:トロイメライ
バッハ:シャコンヌ
近藤浩平:海辺の祈り 他
※演奏者の都合により曲目が変更になることがあります。予めご了承ください。
★智内威雄さんのピアノソロ – YouTubeはこちら
智内威雄プロフィール
埼玉県生まれ。東京音楽大学、ハノーファー音楽大学を卒業。
現在、東京音楽大学の講師。
留学中にグリーグ国際コンクール、マルサラ国際コンクールに入賞受賞するが、
右手に局所性ジストニアを発症。
03年に左手のピアノ音楽と出会い、その分野の復刻普及を目指し「左手のピアニスト」として活動を再開する。
その活動は国内外でも高く評価される。18年には世界初となる左手のピアノ国際音楽コンクールを主催。
TVドキュメンタリー番組も多数制作・放送されている。