本日、山口県旧県会議事堂にて日本冒険遊び場づくり協会代表の関戸博樹さんを講師に「あそぼう つくろう プレーパーク ~あそびで変わる!子どもとまち」の講演会を行いました。
子どもの「遊び」について考える3時間でした。
子どもは大人から見て危ないと思うことややめてほしいと思うことをやる。触ってほしくない車のカギを触りたいといったり、ガラスのコップで飲みたがったり・・・という例を挙げられました。それは、子どもの「未知への欲求」でもあり「育ちたいという欲求」。子どもの育ちを見守りたいと願いつつ、実は大人は子どもの育ちたいという欲求を抑えているのかも・・・、と気づかされます。
大人の価値観に抵触する遊びも「価値」がある。子どもが自分で決めて、自分でやることが遊びで、大人にはその遊びの優劣が見えたとしても、子どもが「やりたい」と思ってやっている「遊び」の価値は同等だと。
子どもが何を求めているのか、何を楽しいと思っているのか、子どもの様子をよく見て接することが大事だと気づかされました。
途中、参加者同士でワークをする時間もあり、大人も「遊び心」を思いだす時間になりました。和気あいあいとできるのは「リモート」ではできない”良さ”、でした。
プレーパークは、サービスの場ではなく、みんなで遊び場を作っていく場所でまたそこが魅力。子どもも大人も「プレーパーク」で育つ、と話されました。
今、不定期に開催している「いちにちプレーパーク」。参加している子ども達の目はいつもキラキラしています。大人もとっても楽しそう。
「プレーパークを山口に!」。私たちの活動にも力をもらえる講演会でした。
(参加者は46名でした)