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会場が一体となった「ちゃんぷるー」

2月3日㈬山口市民会館にて、「ちゃんぷるー〜私が幽霊!?修学旅行〜」公演でした。
平日だったので、学校帰りに観に来た中高生の姿も。

全方向体験型演劇、360度すべてがステージという初めての公演に、期待が高まります。

どこから登場なのかも分からない、不思議なステージ。演者がたった3人とは思えない、たくさんの登場人物。(男性の方、七変化!すごい!!)
アップテンポで、クイズがあったり、ジンベイザメも登場人物!どんどん舞台に引き込まれます。
ご自身の修学旅行や、あんな先生いたなぁ〜と、思い出しながら観た方も、多いのでは?

子ども達は、沖縄戦や、ひめゆり学徒隊、がまなど、知らないのではないかな?と思っていたのですが、「結構、話にスッと入って観れた」、「最初は楽しかったけど、だんだん深い話になってきた」など、見終わった子どもたちが話しているのを聞いて、脚本を書かれた西上寛樹さんが「今の子ども達が感じている、リアルを表現したかった」と言われていたことを思い出しました。
大人は、大人の目線で、子ども達は子ども達の世界で受けとめて、感じているんですね。

 

この公演は、昨年の5月に行う予定でしたが、新型コロナ感染拡大防止のため延期した公演でした。

今回、消毒、換気、密にならない工夫など、いろんな対策を講じて開催することができました。

生の舞台を子どもと大人が一緒に観て、笑って、感じて、泣いて、考えて。会場で一体となって気持ちを体感できるっていいなあと改めて感じられた「ちゃんぷるー」でした。

参加者は85名でした。

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