2月9日(日)午後、クリエイティブ・スペース赤れんがにて「それって本当にあたりまえ?!-子どもの権利条約から学ぶ-アンコンシャスバイアスってなに?」の講演会を行いました。
講師は子どもと文化のNPO Art.31代表の大屋寿朗氏。
子どもの権利条約31条の普及に長く携わっておられる大屋氏だけに、子どもたちが置かれている環境や、
子どもの権利条約の考え方が、なぜ広く普及していないのか、私達はこれからどう行動していけばよいのか、2時間たっぷりと熱くお話を聞くことができました。
また、なぜ今、アンコンシャス・バイアスなのか、男女共同参画の推進が求められる背景から歴史をたどって話されました。
国際的にみて、日本のジェンダー平等は低評価。アンコンシャス・バイアスは男女共同参画社会の実現を阻む要因の一つで、「これに気づいて行動を変えていくことが大切」と。
また、グループになって意見交換をする時間もあり、世間の考え方や、私自身の考え方にアンコンシャスな視点はあるのか気づく時間となりました。チェックシートに〇をつけながら、みんなでグループトークをしました。
参加者からは、子どもと大人が横並びの関係で、お互いの違いを認めながら、一緒に考えることが大切だと気づけたとの声や、権利の主体としての”子ども”を忘れずに、したい、との声がありました。
「子どもの権利条約」と聞くと、一瞬、難しい話かな?と思われる方も多いいですが、子どもが子どもらしく生きていくためのもの、「こどももひとりの人間として人権(権利)をもっている」、おとなはそれを大切に守って大事にしていきたいと思います。
大屋さん、ありがとうございました。