10月30日(土)山口市民会館にて「どの子もあそびでこんなに育つ」講演会を行いました。
講師は、茂木厚子さん。
この講演会は申し込み開始後すぐに定員50名がいっぱいになり、オンラインでも同時配信となりました。
子どもの発達段階について、子どもの脳発達の仕組みから丁寧に解説があり、「子どもの困った行動」とは、
おとなが困ったと思っているだけで、「困った行動」はありません、ときっぱり。
子どもが困った行動をしているな、と思ったら、その裏に何の問題が隠れているかを考え、未発達な感覚を補う遊
びを取り入れて、と具体的な遊びを話されました。
子どもたちの生活に欠かすことのできない「遊び」。子どもたちが遊びの中で楽しい、「快」と感じている瞬間、感覚の発達が促されるそうです。子どもは自分の神経系が成長することを喜ぶようにできているとのこと。
「子どもは自ら生きる力がある」と言われる所以だなあと感じました。
子どもの発達を妨げないように、大人の声かけが大事。
子どもがなぜぐるぐる回るのか、なぜえんぴつを噛んでしまうのか、なぜ(親が変だと思う)歩き方をするのか、
などなど、子どもの(親からみたら不思議な)行動の意味がわかり「そうだったのか!」と納得。
子どもの育ちに必要な「遊びの環境」がいっぱいあるのは、やっぱり「プレーパーク」だなあと改めて感じました。
お忙しい茂木さん、山口市には約24時間の滞在で東京に戻られましたが、素敵なお人柄にすっかり魅了されました。
子どもに対しての思いやまなざしがとっても温かく、子育てにエールをたくさん送ってくれました。
茂木さん、ありがとうございました。またぜひ山口に来てくださいね。